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ラク(Raki)

   トルコ庶民のお酒として親しまれているラクは、アニス(ういきょう)入りの独特な香りのする蒸留酒で、別名「ライオンのミルク」と呼ばれます。これはアルコール分の高い透明のラクに水を加えると乳白色に変わることからこの名前が付けられました。

ラクは主に生ぶどうや干ぶどうから作られ、アルコール分は45度〜50度です。近年までトルコ専売公社(Tekel)が生産する4種類のラク( Yeni Raki、Altinbas Raki、Kulup Raki、Tekirdag Raki )のみが販売可能でしたが、2004年より新たに一般の会社が参入しEfeと呼ばれるラクも解禁されました。

飲み方はストレート、水割り、ソーダ割り等好みにもよりますが、どの場合も、細めの円筒型専用グラスが使用されます。ストレートで飲む場合はラクを冷蔵庫に入れ約8度〜10度に冷やしておきます。通常別のグラスに同量の水を入れたものが添えられます。この場合、ラクと水を交互に同じペースでゆっくりと飲んでいくというものです。水割りの場合は、ウイスキー同様、水と氷が加えられます。まずはグラスにラクを注ぎ入れ、次に水、氷を適量(標準はラク:水=1:2の割合)加えます。氷は決してラクに直接入れることはせず、水を注いだ後に氷を加えます。氷を直接入れるとラクの味を損ねるからです。

ラクを飲むときには、酒の肴としてメゼ(前菜)が用意されます。どのような種類のメゼでも可能ですが、一般的なものとしては、白チーズ、メロン、ヨーグルト、野菜を使った料理が多く、その以外にも冷製ドルマやレバーのフライなどもよく食されます。

ラクがいつどこで作られ始めたかという正確な歴史は知られていませんが、ワインやビールよりも歴史が浅く、トルコではオスマン帝国時代から一般に広まったと考えられています。地中海沿岸諸国や中近東地域でもラクに似たお酒があり、ギリシャのウーゾ(Uzo)、イランやパレスティナのアラク(Arak)、南フランスのパスティ(Pastis)等が挙げられます。どの国で最初に作られたのであっても、ラクがトルコ庶民のお酒の代表として親しまれていることだけは間違いありません。














*2005年6月、Yeni Raki(イェニ ラク)のボトルが新しいデザインに変わりました(写真右)。






カテゴリー: 生活習慣 − グルメ − ラク

 


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