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アイスクリーム(ドンドゥルマ)

      非常に粘りがあり伸びるアイスクリームとして、又その販売人の楽しいパフォーマンスが知られるトルコのアイスクリームは、トルコで「マラシュ ドンドゥルマス」として知られています。「マラシュ」ははそのアイスクリームが作られた街の名前、「ドンドゥルマ」はアイスクリーム、最後の「ス」は「〜の」という意味です。

 マラシュはトルコの南西部にある街で正式名はカフラマンマラシュと言います。もともとマラシュという名の街だったのですが、トルコ独立戦争の時に勇敢なる戦いをしたため、英雄という意味を持つカフラマンを与えられ、カフラマンマラシュと名づけられました。この街で作られるアイスクリームは別名ドブメ ドンドゥルマスと言い、直訳すると「打つ、つぶす」アイスクリームです。それはその製法からこのような名前を生むこととなりました。

マラシュ ドンドゥルマスの材料

山羊のミルク、砂糖、サーレップ(山蘭の根から出る粘液)

マラシュ ドンドゥルマスの製法

1− 銅製の鍋に山羊のミルクを入れ、とろ火で数時間ゆっくりと木杓子で混ぜます。
2− 数時間後にだんだんと濃度が増し、少しずつ固まってきます。
3− どろどろとした状態になったら、細長い円筒状の銅製容器に流し込みます。
4− その容器を氷で満たされた大きな入れ物の中に入れ、冷やし始めます。
5− 冷やしながら長い棒を使って何度も何度も繰り返しアイスクリームを突きます。力いっぱい突き続けます。
6− 固まってくるとアイスクリームが伸び始め棒にからまり、突く毎にアイスクリームが容器から離れ棒と一緒に持ち上がる状態になります。
7− 次の段階は「突く」状態から「打つ」状態になります。これを何度も何度も繰り返し行います。
8− しっかりと固まるとようやくマラシュ ドンドゥルマスの完成です。

 上記の製法をご覧になり、おわかりの通り、本当のマラシュ ドンドゥルマスは大変な労力と時間のかかるものなのです。残念ながら現在マラシュ ドンドゥルマスとしてトルコ国内で販売されているもので、本来の製法によるものはほとんどありません。カフラマンマラシュでもほんの2〜3件が正統なるマラシュ ドンドゥルマスといわれるほどです。(そこには材料にも秘密があるそうですが、、、。)

 夏になるとマラシュ ドンドゥルマスとして街角でアイスクリームが販売されます。夏にトルコを訪れる方はぜひともおいしい味とおもしろいパフォーマンスをお楽しみください。

トルコ料理に関する書籍

*「イスタンブール食彩紀行―食を愛する人々が暮らす街」 小林カツ代著
*「トルコ家庭料理レシピ集―簡単!ヘルシーCooking」 アリ・タスバシ著
*「トルコ料理―東西交差路の食風景World Cooking」 柴田書店編集
*「トルコヨーグルト料理レシピ集味と出会うシリーズ」 プナール トゥラン著



カテゴリー: 生活習慣 − グルメ − アイスクリーム(ドンドゥルマ)

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