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割礼

           割礼とは男児の生殖器前部の皮を切り取ることを言います。イスラム教やユダヤ教の人々の間で宗教的意味を持つ習慣ですが、現在はアメリカなどでも細菌の繁殖を防いだり性病にかかりにくくするために、という医療の観点から広く行われています。

 トルコにおいても男児は一般に2歳から14歳の間に割礼を行います。割礼する免許を持った外科医によって施術されます。割礼は宗教的意味を含み、これをすることによりイスラム教の正式な新しい一員になるとも考えられているため、割礼の儀式は宴として行われます。しかしながら最近、都市部においてはこのような宗教儀式を行わず、医療目的として、又痛みを味あわせないためにと、出産後すぐに割礼する人達も少なくありません。


割礼式
約2ヶ月前には割礼式を行う日程を決め、親戚や友人、近所の人々へ招待状を送付します。その家族の経済事情により、場所はいろいろで家だけでなく、ホテルや式場での割礼式も一般的です。最近では割礼式を週末に行うことが多いのですが、伝統的には木曜日に行います。

部屋には美しく飾られたベッドを用意し、色とりどりに室内を装飾します。割礼を行う男児には特別な衣装を着せ、美しい帽子をかぶせます。午前中、男児は馬や馬車に乗り、笛や太鼓の音楽とともに近所を行進します。そして、いよいよ割礼を行います。まず、男児はキルベと呼ばれる人のひざの上に座ります。キルベとはキリスト教でいうゴッドファーザーにあたり、名付け親や後見人の意味をもつものです。キルベには男児に非常に近い存在の人が選ばれますが、血族でない場合も多く、その男児の一生においてとても重要な人物にあたります。血族でない場合でも男児の家族と大変に近い関係として考えられるためキルベの娘と結婚することさえ、許されません。

    

施術は政府によって認定された特別な外科医が行います。施術時には、男児の恐怖を和らげるため、まわりの人はコーランの祈りを唱えたり、男児に声をかけたりします。ほんの数分で終了しますが、その恐怖と痛みから泣き出す男児も少なくありません。

割礼後、痛みはしばらく続くため、その痛みを和らげるため音楽を流したり冗談を言いながら男児を看病します。また、沢山のプレゼントも贈られます。お金や金のメダル、おもちゃなど様々なプレゼントが主流です。その後、宴が始まり、肉入りピラフとゼルデという蜂蜜と米とサフランの入ったデザートを食べ、無事に割礼式が終わったことに感謝するのです。

*ひとりごと「第30回集団割礼式」もぜひご一読下さい。




カテゴリー: 生活習慣 − 人生 − 割礼

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