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死と埋葬

       逝去すると、その故人は別の部屋のベッドに横たえます。遠くの親戚が来るまで待つ場合のみ遺体安置所に置いておき、彼らの到着を待つのです。頭をメッカの方向に向け、まぶたを閉め、両足の親指を縛り、腕を胴の両側に置きます。そして埋葬は日中なるべく早くに行いますが、もし夕刻に死んでしまった場合は翌日の埋葬となります。また、祈祷告知者によりモスクのミナレットから故人の名前とお葬式の時間や場所が伝えられますコーランの言葉で祈ります。これにより近所の人や知人がすぐに駆けつけることができるのです。


宗教の思想上、遺体を清めなければ故人は天国に行くことができないと考えられています。従って、死に至るとまず最初にすることが、遺体の洗浄です。故人が女性なら女性によって、男性なら男性によって洗浄されます。洗浄後は白い経帷子(きょうかたびら)が着せられ、緑の布で覆われた木製の長方形の棺に遺体を入れます。また、殉職者の棺にはトルコ国旗が覆われます。棺は家族や親戚、知人の肩でかつがれながら、モスクに運ばれます。そしてそこでイマム(イスラム教の僧侶)によって祈りのことばが唱えられ、葬儀が始まります。尚、通常女性は葬儀に参加することはできません。      


       葬儀が終わると棺は霊柩車により墓地に運ばれます。埋葬されるのは遺体だけで、棺は埋葬されません。通常、女性は男性より深く掘られた穴に埋葬されます。右肩をメッカの方向に向け横たえた遺体の上に土をかぶせ頭の位置に墓石(石、セメント、大理石など)を載せ、埋葬を完了させます。墓石には故人の名前、逝去した日や場所、そして時折、故人に捧げる言葉などが刻まれています。

 

埋葬が終わると、お悔やみの言葉を告げたり慰めるために故人の親族の家を訪れます。故人の家では2〜3日間は調理をすることはなく、一般に知人や近隣の人々から食事が運ばれます。死後3日後、7日後、40日後、52日後に宗教儀式と食事会が行われます。

故人の所有物は記念として残しておきますが、古いものや傷んでいるようなものは焼却し、その他のものは貧しい人々に配布されます。故人の家族は当分の間、各種の行事に参加することはなく、又、40日間または1〜2年間は新しい洋服を着ることもありません。地方によっては男性が1〜2週間ひげを剃らないという習慣もあるということです。このように、故人を偲ぶ気持ちが強いほど、故人が彷徨うことなく無事に天国にいけると信じられています。




カテゴリー: 生活習慣 − 人生 − 死と埋葬

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