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ラマザン(断食期間)が始まりました。 〜ひとりごと第9回〜

2004年は10月15日からラマザン(断食期間)がはじまりました。30日間日の出から日の入りまでの間は飲食をしないというイスラム教の教えに従った習慣のひとつです。(詳細は当サイト伝統・習慣「ラマザン」コンテンツをご覧下さい。)

ラマザンの始まる1週間前くらいから、なんとなく皆ソワソワし始めるが第三者の私にすらとてもよく感じられました。やはりこれから始まる大きな修行を前に落ち着かない気分なのでしょう。私も主人も断食をしないので特にあまり気にしてなかったのですが、ラマザン初日は否応なしにラマザンが始まった!!と実感してしまいました。

夜中に突然大きな太鼓の音がドンドンドーン、ドンドンドーンと鳴り響いているではないですか!あまりの音にびっくりして時計を見るとまだ4時30分、外は真っ暗です。日の出と日の入りの時間帯は都市によって異なりますがここアンタルヤの初日の日の出時刻は5時37分。この約1時間前に太鼓を鳴らしサフル(日の出前の食事)をするために皆を起こしてくれるのです。トルコは断食しない人達も結構多いのと、断食をしても起きるのは面倒なのでサフルをしない人達もいるためそんな人々にとってもちょっぴり迷惑なのですが、これもトルコの伝統として受け継がれているものなので諦めるしかありません。これから30日間こんな夜中に起こされるかと思うと少し憂鬱になりましたが、きっと数日後には慣れてしまい太鼓の音にも気付かなくなるだろう、と気分一新また眠りに入りました。

日が昇りいつもどおりの朝を迎えました。なんとなく静かな朝を迎えた印象を受けたので、朝の散歩がてら少し街の様子と人々の様子を見にでかけました。近くに小学校があるのですが、子供達は断食をしないためいつもと全く変わらず元気いっぱいです。お店で働く人達も平静を装っている様子です。カフェやパスタネ(ケーキ屋さんのようなお店)では断食をしない人達が新聞を読みながら軽食をとっています。しかしやはり普段よりは少しお客さんの人数は少ないです。

初日は18時30分まで断食は続きます。17時過ぎあたりからイフタル(断食明け)の食事のために家路を急ぐ人達の足取りが速くなり、車もだんだんと荒っぽい運転になってきました。お腹が減っていることもあり、早く家に帰りたいという気持ちとイライラした気持ちが最高潮に達するのでしょう。イフタルの時間前あたりは1年で一番交通事故が多いそうです。なるべく用事がないときはイフタルの時間を避けて外出するように心がけています。

今年は18時30分くらいですが、冬になるともう少し日の入りが早くなるのでお店などは営業時間内でも席をはずして食事に出かけたり、接客しながら食事をしたりする姿もあるほどです。もちろんそれに文句を言う人はいないので当たり前の光景なのですが、日本人にとっても少し不思議な光景かもしれません。

初日は慣れない習慣のため断食はかなり苦痛なようですが、今はもうラマザンも中盤に入り、断食中の人も生活リズムを取り戻したようです。あと、残り半分を乗り越えれば楽しいシェケル(砂糖)バイラムが始まります。それまでは私もみんなをそっと見守ることにしておきます。

(2004年10月26日)

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