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持ちつ、持たれつ、、、。 〜第42回ひとりごと〜

2ヶ月ほど前から、知人の19歳の娘さんに週1回日本語を教えてあげている。以前にも22歳の大学生の男の子、26歳の女性へ日本語を教えてあげたことがあるので、私の日本語教師の腕はメキメキ上がっているのです。自分で言うのもおかしいけれど、私は結構、熱血教師風(?)で日本語を教える才能がかなりあるかも、なんて思っています。

とは言っても、日本語教師を職業としているわけでもなく、今まで一度も授業料を徴収したことがない、全くのボランティア、つまり無償奉仕なのです。

トルコでは、友人や知人に何かをしてあげる時に、お金のやりとりをしないのが普通。「持ちつ、持たれつ」の精神なのです。つまり友人や知人とお金のやりとりをすることは「恥ずかしい」こととなるようです。

たとえば、先日娘の靴の留め金が切れてしまい娘が泣いていると、そばにいた友人が「靴の修理屋へ持っていけば治るよ」と教えてくれたものの場所を知らない私が所在地を訪ねると「今度近くに行くから持っていってあげる」という嬉しいお言葉。数日後、きれいに治った靴を持ってきてくれたので修理代を払おうとすると「あらら、そんなのいらないよ!」のひとこと。最初から受取る気持ちは全くない反応。

近所の人と市場へ買物に行ったとき、小銭を使い切ってしまった私はコインで3YTLがなくお店の人にお札を出すとお釣りがない様子。そばにいた友人が立て替えてくれたので「自宅に戻ったら返すね」と言うと「あらら、恥ずかしいわよ!」の言葉。

友人家族と出かけた時に残っていたフィルムで写真を撮り切り、あとは現像するのみ。「今度XXへ行った時に現像して、出来上がったらあげるね。」というと、「あそこはちょっと高いよ、私の近所に安いところがあるからそこに出してあげる」とのこと。数日後、出来上がった写真のほとんどは以前に撮ったものにもかかわらず、もちろん現像費は受取ってくれない。そのかわり、自分達の写真をくれたらいいよ、と笑顔で話すのです。

日本にいる時の私は「友人に10円でも借りたら返そう!」の精神があったので最初はちょっぴりカルチャーショックでした。でも、だんだんとトルコ式のお付き合いに慣れてきたのは確かです。私も同様に振る舞い、「持ちつ、持たれつ」精神です。

でもおもしろいのは、相手がお金を受取らないのはわかっていても、念のため必ず一度は払う気持ちがあることを表現すること。聞いていると「払う気持ちがない」のがわかるのです。でもとりあえず言ってみる、そうすることがお付き合いのポイントかもしれません。

お金のことにかかわらず、トルコの人はすぐに人を手伝ったり協力したりという気持ちが多いように思います。「そこまでしなくても、、」と思うほど真剣に手助けしてくれたり、少しでも役立ちたい、という気持ちがいつも心に溢れているです。助け合いの精神を忘れないように、これもトルコ式お付き合いの基本のようです。

(2005年11月8日)

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