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娘の日本見聞録  〜ひとりごと第45回〜

4歳5ヶ月まで日本で生活し、約1年4ヶ月ぶりに日本に帰国した彼女の目と心に映る日本はどのようなものなのか、帰国前から楽しみにしていたのですが、私の想像以上の反応にとても興味深いものがありました。

日本へ接近

今回、アンタルヤ-イスタンブール-ドバイ-関西空港の経路で日本へ。ドバイまでは、日本の方は私達以外たぶんいなかったはず。ドバイでの乗り継ぎ時間は1時間半だったため、着陸後そのまま次のゲートに進むだけの時間しかありませんでした。大阪行きのゲートに近づくと、彼女は第一声、、、「わぁ〜、日本人がいっぱ〜〜〜い!!」と大歓声。アンタルヤではほとんど日本人を見かけることがなかったので、沢山の日本人は彼女にとってものすごく新鮮なことだったのです。

搭乗アナウンスが日本語で流れると大声で、「「え〜〜!日本語〜!ママ、ママ!日本語よ!聞こえる〜?」と大喜び。ちょっと恥ずかしいくらいでした。

その後、突如としてこんな質問。
娘 「今から行くところは、Nihon?それともNippon?」
私 「どちらも同じだけど、本当に正しいのはNipponみたいよ。」
娘 「ふ〜ん、、、。私はNipponが好き!」
私 「どうして?」
娘 「Nipponの方がかわいいから。」

日本到着

空港には姉家族が車で迎えに来てくれていたので、高速に乗って自宅へ。途中SAで軽く食事をしようと停まるとすぐに蛸の絵を発見。そう、「たこ焼き」です。もちろん「あれ食べる〜!(名前は忘れてたようです。)」と大興奮し、日本最初の食べ物がたこ焼きとなってしまいました。姉が娘の大好物のドーナツ各種も持ってきたことを知ると、たこ焼きを食べながらドーナツをかじる、という摩訶不思議な食事風景となってしまいました。

食事

帰国前から、「日本でお寿司とドーナツを食べる!」と夢を抱いていた彼女は、到着後すぐにドーナツを食べられご満悦。しかしその後も毎食ドーナツをねだるほど大のドーナツ好き。結局短い滞在中5回もミ○タードーナツのお世話になることに。彼女のお気に入りはD−ポップ、あらびきフランクパイと点心A。どれもトルコにはない味です。毎回この3種プラス何かは必ず食べるという大食漢。食べっぷりは見ていて気持ち良いほどです。

アンタルヤには日本食店がないため、このときとばかりにお寿司屋さんにも行きました。と言っても彼女の希望は回転寿司。くるくる回ってくるのを取ったり、自分が注文したものが来るのを待つという、遊び感覚で食事ができるところが忘れられなかったみたいです。ちなみに好物はいかとえび。

最後の食事に何を食べたいかと聞くと「いかのお刺身とたこ焼きと肉まん」との答え。希望に添って変な組み合わせで日本の最後の夕食を楽しむことになりました。

テレビ

トルコでもテレビが大好きな娘はもちろん日本でもテレビのチャンネル変えまくり。でもお気に入りのものがあるとジ〜っと視聴。彼女のお気に入りになったのは、歌舞伎と時代劇、そして文楽。渋い!トルコでは見られない番組に相当興味を持ったようです。

NHK教育の子供番組を見ると、昔よく見ていたことをすぐに思い出しました。「これ知ってる!」「小さい時よく見てたねぇ。」と大喜び。彼女の日本での記憶が少しずつ戻ってきたようです。

ある時私に、「日本のテレビはどうしてCMが短いの?」と不思議そうに聞いたことがありました。トルコではCMが5分も10分も続くことが当たり前。それゆえ日本で1〜2種のCMが数秒あるだけというのが不思議でたまらなかったようです。

保育園

日本へ帰国する前から、「以前通った保育園に行きたい!」と懇願していたのですが、年末年始ということもありしばらくは休園中。でも早く行きたいと何度もねだったため、とりあえず4日に訪ねてみる事に。胸を弾ませている娘には「まだお休み中かもしれないよ。」と言い聞かせていたのですが、実際に保育園の前に行き、施錠され明かりの消えた建物を見た瞬間に大泣き!!「どうしてみんないないの〜!」と声を詰まらせながら泣き崩れる娘を見て私までもらい泣き、、、。

そして翌日5日に再度保育園に向うと遠くからでも明かりがついていることがわかり、娘は飛び跳ねて喜び始めたのです。でも門の前に立つと恥ずかしさからか中に入ろうとしません。門前でウロウロする不審者のような親子を見つけて中から1人の先生が出て来られたのでした。するとすぐに娘に気付き遠くから大きな声で名前を叫んでくださいました。やっと娘も中にゆっくりと入り、左右キョロキョロとしながらいろいろな思い出を呼び起こしているのが傍で見ているとよくわかりました。

この日は希望者のみの登園日だったため全学年入混じり約15人ほどで娘と同じクラスだったのは1人だけだったのですが、30分ほど一緒に折り紙をしたり本をよんでもらったりしながら楽しく過ごすこととなりました。全員が登園するのは後日ということで、再度あらためて来ることに。

翌週、保育園を再訪。すると遠くからでも子供達の元気な声が聞こえてきました。園庭にも子供達があふれていたため保育園に到着した時には娘も興奮状態。先生と一緒に教室に入り、みんなに紹介されて大照れです。みんなが彼女のまわりを取り囲み、一緒に遊ぼう!と声をかけてくれてもなんとなく圧倒されてどうしていいのかわからない状態。でも少しずつ溶け込みながら最後には園庭に連れて行ってもらい、「かごめかごめ」や「花いちもんめ」で遊ぶことになりました。この遊びは彼女が通っていた時にはしていなかったため最初はよくわからなかったようですが、何度も遊ぶうちにとても楽しくなったようです。そしてトルコに戻った今でも大声で「かごめかごめ」を口ずさんでいます。

しばらく一緒に遊ばせてもらったあと、みんなに別れを告げる時間となりました。みんなは「また来てね〜!」と叫びながら私達が見えなくなるまで一生懸命手を振ってくれました。娘もずっと後ろを振り返りながらみんなに向って手を振るのです。とうとう幼稚園が見えなくなると、「次、日本に来たら、又連れてきてね。」と言う娘の言葉になんだか私の心がジーンとして熱いものがこみ上げてきてしまいました。

・・・・・

こうしてほんの短い滞在の中で、子供は子供なりに様々なことを感じた事と思います。先日アンタルヤに戻り、また元の生活が始まりました。日本での数日間は夢の中の出来事だったよう。次回日本に行くときには、きっと別の思いを持っていろいろな事を感じてくれることでしょう。母親の私としては、トルコに住んでいても半分は純粋な日本人であることを忘れないでいて欲しいものです。

(2006年1月17日)

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