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感動の皆既日食2006  〜ひとりごと第60回〜

自然の神秘。宇宙の不思議、、、。言葉では言い表せない興奮と感動が凝縮した3分間。皆既日食という珍しい自然現象を好条件で観測でき、最高に幸せな気分です。

2006年3月29日水曜日、朝目覚めると快晴。ほっと胸を撫でおろしました。

私達家族が観測に選んだ場所は日本の観測チームが滞在するケメル南西にある小さな港町アドラサン。アンタルヤ市内の各広場やシデ・マナヴガトでは数千人が集まり、賑やかなパーティーやフェスティバル感覚で観測するというのは知っていたけれど、私達はこの神聖なるショーを専門家の方達が選んだ静かな村で観測することにしました。

12時36分、太陽と月の最初の接触開始。太陽の右下の方から月が接近してくるのを確認。最初の接触から皆既日食となるまで約1時間18分。その間ゆっくりと月が太陽を覆うように動いている様子が観測できます。

太陽が月によって半分くらい欠け始めた頃からだんだんとあたりは暗くなってきました。太陽が残りわずかになった頃には星の輝きがはっきりと見え始めます。最初23度あった気温も約5度低下。あたりは急激に涼しくなったのです。

皆既日食になる直前、地面を見るとユラユラとなびくように移動する帯状の影がはっきりと見えます。まるで光を浴びた水面を見ているような現象なのです。これはシャドーバンドと呼ばれるもので、全ての皆既日食において観測できるものではなく、ある一定の条件を満たした場合のみ発生するものだそうなので、これを見られたのもとてもラッキーだったのでしょう。

シャドーバンドを見て興奮していると間もなく13時54分。あたりは真っ暗になり星の輝きも増し、背後には夕焼けがオレンジ色に輝いています。

そして皆既日食となった瞬間。コロナと呼ばれる月の影の後ろからほんのりと、しかしエネルギーを強く感じる光が、輪状に真っ暗な空で輝いているのです。まさに鳥肌の立つ瞬間でした。皆既日食の3分間、息を飲みながら見つめ続けてしまいました。(写真はHurriyet紙より)

そしてもちろんダイヤモンドリング。写真でしか見たことがなかったけれど、実際に見るとその眩しいばかりの美しい光の輝きに思わず溜息をもらしてしまったほどです。

「日食病」。一度皆既日食を観測すると、必ずもう一度、いえいえ、何度も見てみたいという麻薬のような気持ちに襲われるということを聞いたことがあります。今、私はまさに「日食病」患者となってしまいました。

最後になりましたがこの場をお借りして、ご協力いただきました日本天文台観測隊及び明星大学の皆様、本当にいろいろとありがとうございました。楽しく充実した観測をすることができました。今後の皆様のご活躍をお祈り申し上げます。多謝。

(2006年4月1日)


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