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宿題はあるべきか、ないべきか?  〜ひとりごと第102回〜

娘の通う学校には宿題が全くありません。私の知る限り、公立・私立を問わず他の全ての学校で1年生でも授業開始と同時に毎日たくさんの宿題が出ているようです。

他のそれぞれの学校に通う1年生のお母さん達と話しをした限りでは、学校から帰ると毎日1時間〜1時間半ほど宿題に追われているとのこと。特に私立に関しては、毎日2〜3教科分の宿題が出されて、17時や17時半に帰宅してからすぐに宿題に取り掛かるのは良いけれど、集中できない子供に宿題をさせるのは至難の業とか。

確かに学校から疲れて帰宅する子にとって家でもまた机に向うのは辛いだろうなぁ、という気持ちもします。ただし、勉強すればするだけ実になるということを思うのはきっと私だけではないでしょう。

娘の学校は他のどの私立の学校より早く終わります。毎日15:30には授業が終わるのです。(他の私立はだいたい16:30や17:00。) また、「ひとりごと101回」の授業内容からもわかるように、科目の中にクラブ活動を入れたり、チェスの時間があったりと、娘の学校は良い言い方をすれば「ゆとり教育派」。学校も自然と親しみ体を鍛えて健康的な生活を送るというのがモットーのよう。帰宅後は自分の時間を有効に利用し、オン・オフの切り替えをしようという考えのようです。

学校説明の時から、宿題はありません、詰め込み形式をとりません、という話を聞いていたものの、実際まわりからいろんな話が聞こえてくると、本当にこれで良いのかしら?他よりも勉強時間が少なすぎるのではないか?などと考えてしまいます。

その反面、のびのびとしている子供を見ると、「やっぱりこれで良かったのかな?」なんてことを思ったりもします。

先週、父兄懇談会が行われ、担任の先生と親達が集まっていろいろな話がありましたが、その中でもあるお母さんが、「公立私立を問わず、他の学校では毎日宿題があるのにどうしてこの学校では宿題を出さないのか?」という質問を投げかけたのです。

先生いわく、「私の目の前で学び、間違いはしっかり正しています。家に帰ってから子供が自分流に、またはお母さん達が間違った方法(例えば字の書き方)等を教えてしまうと、それを正す方が困難であり、子供は頭が混乱してしまいます。」「学校は学ぶところ、短い時間であっても集中してやれば必ず子供はしっかり学べます。」と力説。「学校の授業を家に持ち帰るより、家では本を毎日読み聞かせてあげてください。そしてその本の内容について子供達と一緒に話し合ってください。」との指令。

実は娘の学校では教科書を家に持ち帰るのは禁止です。子供達はみんな入学するときにピカピカの大きなかばんを買ってもらったものの、みんなのかばんの中身は筆箱のみ。かばんがなくても良いくらいです。子供によってはかばんの方が重いくらいです。

学校の教育目標は、暗記ではなく考えることのできる子供に育てること、そして自分を表現する力の持てる子に育てることだそうです。はてさて、そんな理想通りになることができるのでしょうか?学校生活はまだ始まったばかりです。吉と出るか凶と出るか、しばらくはそっと見守っていきたいと思っています。

(2006年10月12日)

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