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Miriam Mendezを聴く   〜ひとりごと第109回〜

斬新・情熱・裸足のピアニスト。これが私の第一印象です。

第7回アンタルヤ国際ピアノフェスティバルが11月3日から開催され、国内外のピアニストが9回のコンサートを披露。どれでも良いので(笑)一度行ってみたいと思いつつ行きそびれていたのですが、25日の午後になってからその日が最終日と知り、その夜誰が演奏するかも知らずにとにかく会場であるAKM(アタチュルク文化センター)へ向うことにしました。

「Miriam Mendez / Bach por Flamenco」。もともとあまりピアニストに詳しくない私は当然彼女の名前すら知りませんでした。しかもバッハをフラメンコにしてしまう??ということでちょっと頭の中が混乱。

帰宅後調べてみると、ミリアム メンデスはスペイン人で幼い頃からピアノを学び、音楽学校卒業後はヨーロッパ各地で演奏会を行っていたのですが、ある時、生まれ故郷のアンダルシアのフラメンコ音楽と大好きなバッハの音楽を自分なりに融合させることにより、新しい音楽を生み出し完成させ、ヨーロッパを中心に高い評価を受けている注目のピアニストだそうです。

チケットは1人15YTL(1,000円強)、トルコはこういうものが安いのが嬉しい。そういえば今夏の英国ロイヤルバレエの公演(ひとりごと第86回)も15YTLだったなぁ、と思い出してしまいました。

席は自由席、早めに来たので鍵盤の見える左側前列に座り、開演を待っているとみるみる満席状態になってきたではありませんか!その時あらためて有名な人なのね、なんて思ってしまいました。

20時30分、いよいよ開演です。まずはギター、チェロ、パーカッション、クラリネット、バイオリンの演奏者と歌い手2名に続いてミリアム メンデスが登場。娘の第一声は「裸足だよ〜!」

バッハのイメージはすぐに崩されてしまいました。そこにはジプシーの熱い熱い血が燃え滾る魂を感じさせる音楽が待っていたのでした。歌い手は地に響くような声で唄い、ところどころ聞き覚えのあるバッハのメロディーはすっかりフラメンコのメロディーに変わってしまっています。通常のショーで見るフラメンコではなく、昔スペインのアンダルシア地方の洞窟でジプシー達のフラメンコが頭を交差してしまいました。

全部で8曲。最後の曲では歌い手2人がステージの真ん中に出てきて、ひとりずつフラメンコを踊り、最後にミリアム メンデス自身もフラメンコを披露。さすがセビリヤ出身という感じでした。

演奏が全て終わると観客はスタンディングオベーション。そしてアンコールは2回。最後は彼女の新作「Mozart por Flamenco」の中から1曲披露してくれました。

バッハやモーツアルトが彼女の曲を聴いたならどんな感想を持つことでしょうね。

ちなみに娘は後半になってからはぐっすり夢の中。あの大きな音の中でよく眠れるものだとつくづく感心してしまいました(笑)。

*ミリアム メンデズ公式HPはこちら。(下段のMuestrasをクリックすると音楽が聴けます。)

(2006年11月29日)

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