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トルコ航空とラクダの話  〜ひとりごと第111回〜

最近メディアで話題になっているのがトルコ航空とラクダの話。イスタンブール・アタチュルク空港の滑走路でラクダをクルバン(犠牲)にしたからなのです。(写真左は着飾って滑走路に入るラクダ、写真下はクルバンになった後。気持ち悪かったらスミマセン!!)

クルバンはバイラムの名前のひとつとしてよく知られている通り、貧しい人達のために肉を配るという習慣ですが、何もバイラムの時だけにクルバンを切るわけではありません。

例えば新車購入、新居購入、会社設立等の場合に、「安全に守ってください」という意味で神に生贄(いけにえ)を捧げるという意味で動物の血を流します。(実際には殺してしまいます。)クルバンにもランクがあり、安いものから鶏、羊、牛、そしてラクダという順です。

一番豪華と言われるラクダをトルコ航空がクルバンとした理由は?というと、トルコ航空が1992年から使用開始していたRJ機種の飛行機の契約が満了し、最終機が返還されるのを祝うため。実はRJ機は数々の故障だけでなく、3度の墜落、75名の犠牲者を出した事故をトルコ航空にもたらしたからなのです。

普通、何かを始めるときにクルバンを切るのですが、RJ機の最終便がよほど嬉しかったのか、高級クルバンであるラクダを、しかも滑走路で儀式を行ったとのこと。ちなみにラクダは745kgで5,010YTL也。

この話がメディアで話題となり、詳細が明らかになってきたのです。最初ラクダ代金は社員の有志から集めたものということであったものの、実はトルコ航空から支払われたものであった事、動物を安全チェックなしに空港に入り、しかも滑走路に連れていったという治安上の問題等で、このラクダクルバン問題は大きなスキャンダルとなり、政府が調査を行うことになったのです。

結局、このクルバン騒動の火付け役となった技術調整長がその職務から降ろされるという処分を受けた他、まだまだ波紋は広がりそうです。世界のメディアもこの事件をおもしろおかしく取り上げているとのこと。もっと良い話で話題になってほしいものです。ちなみに朗報として、トルコ航空はスターアライアンスに加盟決定したそうです。マイルを集めやすくなるかもしれませんね。

(2006年12月15日)

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