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1年生恒例 オクマ祭   〜ひとりごと第114回〜

オクマ(Okuma)とはトルコ語で「読むこと」を意味する言葉です。

小学校に入学し最初に勉強することは、トルコ語29文字のアルファベットの読み書きの練習。その後アルファベットを繋ぎ合わせることにより単語の読み方の法則を学び、最終的に本を読める状態にまで学習します。小学校1年生の大きな目標は文章を読むことと言えるでしょう。

文章を読むことを学び、その喜びを分かち合うために、各学校では時期は異なるものの1年生は必ずオクマ祭(Okuma Bayrami)が行われます。学年末に行うところも多いようですが、娘の学校では前期が終了する直前の1月24日(木)16:30から学校内で開催されました。

子供達はこの1ヶ月近く毎日このお祭のために練習を重ねてきたようです。長い詩を暗記したり、沢山の歌を覚えたり、いろいろなダンスの練習をしたりと、ちっちゃな子供達にとってはとっても難しいことばかり。でもきっととっても楽しかったことでしょう。私も初めてのことでどんなお祭になるのかとても興味深かったのですが、本当に子供達はよく頑張りました!!想像以上に素晴らしかったと言えます。

当日は16:30からということで終業(15:30)後に行われると思っていたのですが、実は1年生だけはその日お休みということを前日聞かされてちょっとビックリ。子供達をゆっくり休ませて本番に備えるということなんでしょう。(ここはトルコ、子供達を美容院に連れて行くという意味も含まれているようです。)

娘の学校の1年生は2クラス、合計31名。こじんまりとしています。それゆえとってもアットホームで暖かい雰囲気があるのがとてもお気に入りです。舞台というのがなく、校内の空間を利用して行われたので親も子も先生も一体化してのお祭となりました。

まずはお揃いの衣装を身につけた31名全員が並びご挨拶。1年生代表の2人が挨拶をしたあと、国歌、校歌、校長先生のお話が続きます。そしていよいよ子供達が練習を重ねた出し物の披露です。


31名いるので2名が代表となり、あとの29名がそれぞれ1つのアルファベットを担当し、1人ずつがそのアルファベットを順に紹介します。堂々と大きな声で言う子、緊張している子、ちょっと恥ずかしがる子、などいろいろでしたが、みんな最後までしっかりと紹介することができました。

合唱のあとTekerleme(テケルレメ)と呼ばれる民話のかけあいのようなものが行われました。これは、1人の男の子が先導してその子のあとに全員が同じ言葉をジェスチャー付きで言うというものだったのですが、よくまぁ、これだけの長い話を暗記できたなぁ、と感心してしまったくらいです。私なんかはもう絶対無理!覚えられないくらい長いものでした。

童謡の合唱や子供の曲に合わせたダンスなどもあったのですが、3つほど、肩ブルブル+腰フリフリ的なとってもポップなダンスがありました。みんな上手すぎてビックリです!そのうちのひとつはHadiseの「Stir me up」。(試聴はこちら。)歌っているのはトルコ人でベルギー生まれの女性。日本でも知られているのかどうかわかりませんが、トルコを始めヨーロッパではかなり人気の曲。この曲では男の子も女の子もみんなとってもセクシーな表情をしながらセクシーポーズで踊りつづけてました。

この他、授業のクラブ活動でスポーツ系のクラブも踊りを披露。娘はモダンダンスなので、こちらも又肩ブル腰フリで踊ってました。(写真は民族舞踊クラブのゼイベックダンス。)そしてそれらの合間にピアノを習う4人が演奏。もちろん娘も演奏しました♪映画Stingから「The Entertainer」。とっても上手に演奏ができて本人もご満悦。ピアノ演奏中はスクリーンに学校での子供達の様子が映し出される演出もありました。

そして最後はもちろんケナン ドゥルの「オヌンジュ ユル マルシュ」。ここでやっぱり親も子も先生も立ち上がって輪になって踊りだし盛り上がりも最高潮。(「オヌンジュ ユル マルシュ」については「ひとりごと第105回」で少し説明しています。)

最後に校長先生が子供達にもみくちゃにされながらも、ひとりひとりに記念品とアンデルセンの本10冊ずつのプレゼントを手渡して、無事オクマ祭が終了となりました。

終わっての感想は、とにかく子供達がみんな元気いっぱいで活き活きとしていること、そして表情もとっても豊か。みんながとっても大きく見えました。この日は子供達31人全員が主役となり、人生たった1度のオクマ祭を楽しんだことでしょう。この影には先生方の相当な努力があったでしょうが、子供達の晴れ姿を見てきっと努力が報われたことと思います。これからどんどんと成長していく中、本をもっともっと好きになって読書の素晴らしさを忘れないでほしいものです。

(2007年1月25日)


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