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波乱を乗り越え新学期  〜ひとりごと第136回〜

去年9月に新1年生として学校生活を始めた娘。学校自体も他都市に同じ学校はあるもののアンタルヤでは1年目。何もかも新しい環境の中、子供自身よりも親の方が不安を持っていたのは事実です。

しかし何もかもがあまりに順調、と言うよりも予想以上にどの親も大満足できる状況でした。「良かった、良かった!」と皆が声を揃えて言っていたのが、きっとナザールを呼んでしまったのかも、、、。(ナザールについては「ナザール ボンジュゥ」をご参照ください。)

事の始まりは5月の終わりに近い頃、突然学校で会議が行われるという召集の電話からでした。そこでの議題はいくつかありましたがその中で最大の議題は在職中の数人の先生が辞めるということだったのです。ただし誰が辞めるということは6月の終業式以降しか発表できないが、彼らが辞めてしまったあとも優秀な教師陣を採用するので安心してください、とのことでした。

トルコの学校は日本と異なり、通常1年生から5年生まではクラス変えをすることなく同じ先生が教え続けるというシステムです。ただし娘の学校は3年間は同じ先生が同じ生徒を教えるというシステムだったのです。

娘のクラスの先生は大変教育熱心で子供達にも大変好かれていました。そして子供達同士も本当に仲が良く、3年間は持ち上がりということだったのでとても安心していました。

ところが蓋を開けてみるとその先生自身が辞めてしまうというのです。ちなみに1年生のもうひとつのクラスの先生も一緒です。アンタルヤに新しく私立学校が建設され、そこに引き抜かれたとのこと。もちろんお給料アップです!しかも今のクラスの子供達の親にもその学校に転校するように水面下で勧誘。先生のことを尊敬していたのに、、、、。「ブルータス、おまえもか!」と言ったシーザーの気持ちがよ〜くわかりましたよ。(涙)

あんなに仲良くしていた子供達をも引き離すことになるというのは当然わかっているはずなのに、お給料アップということだけで、どうしてそういうことができるの?と私も主人も腹立たしい気持ちになったため、最初から転校を一切考えませんでした。しかし親によっては、「あの先生の教育は素晴らしいから、やはりあの先生と一緒に転校するべきか、、、。」と悩む人も少なくなかったようです。そのため多くの親は2年生をどこで始めさせるかという結果を出せないまま夏の期間中悩み続けたようです。

夏休みの期間中、現在の学校では特に新2年生になる子供達の親に対して何度も会議を開いたり、新しい先生と子供達を交えてのオリエンテーションを開催したりといろいろなことをしたようです。(私は日本帰国中だったのでどれにも参加することはできませんでしたが、、、。)

しばらくは娘になんと説明するべきかとても悩みましたが、夏休みに入ったある日、意を決して、「先生は他の学校に行ってしまうんだって。クラスのお友達も変わるかもしれないの。」というと最初はポカンとしながらも「先生は3年間ずっと一緒って約束したよ!」という一言が返ってきました。

そうです!大人が、しかも先生が約束を破ってはいけないのです。こんな気持ちが私の心でクルクルと廻ったものの、事実は事実として受け止めなければならないのです。1年生の終業式の日に子供達はこのようなことを知らされていなかったので、先生やお友達全員とまた9月に会えると信じていたんだろうなぁ、と思うと可哀想に思えてしまいます。

「でも新しい先生のことをきっと気に入ると思うよ♪」と会ってもいない先生のことをこんな風に言うのは気が引けたけれど、私には他の言葉が見つかりませんでした。でも娘の反応は私が心配していたほどではなく、泣き叫ぶことも、前の先生と同じ学校に行く!と主張する事もなく、複雑な心境ながらも、結構すんなりと受け止めてくれたので少し拍子抜けしてしまったくらいでした。

結局、去る人あり、新しく他の学校から入ってくる人あり。9月17日の始業式からは全く異なるクラス編成となりながらも娘は無事に新2年生としての学校生活を始めました。今度の先生は男性。年齢は50歳くらい??2年生となって約10日が過ぎましたが、新しい先生のことも好き♪と言ってくれているので今のところはちょっと安心しています。

これからの学校生活、またいろんなことが起こるかもしれませんが、子供とともに私も成長させてもらえるような気がします。でも平穏無事に過ごせますように!

(2007年9月26日)

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