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トルコで新築お家造り−ステップ3−犠牲を捧げる
〜ひとりごと第234回〜

日本でも土木工事や建築を始める際、安全祈願や神様に土地を使用する許可を得るために地鎮祭が行われ、祈祷とともに酒や穀物その他の供え物を捧げますが、トルコでも類似した儀式があります。

ステップ3−神に犠牲を捧げる

イスラム教では犠牲祭(クルバン・バイラム)で代表されるように、神様に犠牲として動物を捧げる習慣があります。犠牲祭以外でも大きな買い物をした時、例えば車を購入したり家を購入すると安全祈願や贅沢の代償として神様に犠牲を捧げるのです。この犠牲とは動物(羊、牛、山羊、らくだ等)で、その中でも最も一般的なのが羊です。

私達も今回の建築に際し、羊を奉納することにしました。時期はいつでも良いらしいのですが、なるべく早めに、そしてできれば木曜日か金曜日にする方が一層ご利益がある(?)ということを聞いたので、先週の金曜日の早朝にこの儀式を執り行いました。

私達の土地周辺はたくさんの羊飼いさん達がいるようで、職人さんが前もって時々羊達と散歩に来ていた羊飼いさんに調達しておいてくれました。1頭500TL(約2万6千円)也。ちなみに300TLくらいからあるらしいのですが、こういうことではケチらない方が良いかと、、、。

トラックに乗って羊さん登場です。でも動くのを拒否。なんだかちょっと胸が痛んでしまった、、、。主人は幼いころからこういう習慣に慣れているらしいのですが、私は直視できないので遠くからの参加です。 娘には刺激が強いかと思い、彼女は家でお留守番。



屠殺は、コーランの言葉を詠みながらイスラム教のハラル(ハラール)の規則に従って行います。私達の土地に血液を全て流し込み、儀式は終了です。〜場合によっては血液を指で取り、眉間に付ける事もあるようですが(ちょうどインド人のビンディのような感じ)、私達はしませんでした。〜



その後は、羊の肉を解体し分配することが必要。犠牲祭では貧しい人達に分け与えたり、施設に寄付したりというのが一般的ですが、今回は職人さん達や知人に分配。

解体方法は初めて見学したのですが、私にとってはかなり興味深いものでした。

1− まずは膝下あたりを切ります。そしてその切り口から体方面に息を何度も吹き入れます。これにより皮と肉がうまく剥がせるというわけです。息を吹き込むのはかなり労力がいるので、ポンプを使う人もいるらしい。



2−ちょうど家の横手に大きな木があったのでそこに紐とフックをかけ、向こう脛とふくらはぎにある骨2本を利用して、フックに掛けて逆さ吊り。



3−あとは皮を剥ぎ、肉を解体。

クルバン(犠牲)の奉納を終え、あとは無事に家が完成することを願うばかりです!

(2011年2月15日)

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